Chrysocolla
珪孔雀石
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◆硬度:2〜4
◆主な原産地:
アメリカ
メキシコ
チリ
コンゴ(旧ザイール)
等
◆由来
ギリシャ語の『金(chryso)』と『にかわ(kolla)』が語源で古代の宝石師がこの鉱物を融点を下げるために金に混ぜて蝋付け用に使っていたといわれています。
◆特徴
緑から青い色のクリソコーラと呼ばれる宝石は、和名を珪孔雀石といい、水分を含む銅の珪酸塩鉱物です。珪孔雀石は、孔雀石と共に産出する銅の二次鉱物で量が多ければ、銅鉱石として採掘されるそうです。不透明で硬度が2〜4と柔らかく崩れやすい塊なので純粋な珪孔雀石だけで宝石に使われることはありません。
この鉱物が宝石となるのは、多孔質の玉髄に浸透して透明感のあるターコイズ(トルコ石)のような鮮やかな緑や青の発色をしたものです。
単純にクリソコーラと呼ばれることもありますが、本体は玉髄であることから、
- 「Quartz Chrysocolla」
- 「Chrysocolla Charcedony」
- 「Gem Silica Crysocolla」
等、様々な呼び名があります。
クリソコーラは、銅の2次鉱床から産出される事から銅鉱床地帯でアメリカ南部の銅鉱山が集中するアリゾナ州、ネヴァダ州、ニューメキシコ州が主産地です。その他、メキシコ、チリ、ザイール等の銅の産地からも発見されますが、宝石質のものは稀だそうです。
この宝石は1960年代以降、東南アジアでは、翡翠に似ている事から人気が上昇しました。クリソコーラは、翡翠にはない高い透明感と輝きがあります。とりわけクリソコーラ・カルセドニーの透明度が高く、濃く青い色合いのものは量が少ない為、数ある石英系の宝石の中ではカラット当たりの単価も破格で最上級のスター・バースト・ルチル・クォーツと並びもっとも高価なものです。
クリソコーラ・カルセドニーは、瑪瑙のように化学薬品で容易に美しく発色させることが出来るものと異なり、人工的に高い透明度をつくりだすことが難しい為、天然の発色です。
クリソコラは銅鉱床の上部に産出する銅と珪素が結びついた鉱物です。アズライトと同様にカルコパイライト(黄銅鉱)を主とする鉱石の中を地下水が通りぬける際に鉱石を含む部分が酸化して鉄分は酸化鉄である褐鉄鉱となり、鉄と分離した銅分がその変質した鉱石中に珪酸銅、炭酸銅、酸化銅や硫酸銅となって結晶しています。
硫黄分は、酸素と結合し硫酸となり、銅と硫酸が結合してできる硫酸塩鉱物が随所にできます。この硫酸塩鉱物が珪酸銅でありクリソコラです。
クリソコラは一般的に銅鉱床上部の変質した母岩中に塊状、脈状、皮膜状で産出され、産地によってはかなり大きな塊として産出します。硬度が低く、またかなりの水分を含む為、採集後の乾燥によりひび割れる事もあります。そのため宝飾品として用いる際には、樹脂を含浸させ強度を高めて研磨されることが多いようです。
因みにターコイズ(トルコ石)も同様の性質を持つ石であり、やはり人工的に強度を高めたものが多くなっています。
研磨に堪え得る塊は、アメリカやアフリカから産出していますが、日本では研磨に耐えるような塊は産出されません。
◆パワーストーンの世界
繁栄、幸運、仕事の成功を象徴する石といわれ、情緒を安定させて何事にも愛をもって対処できるように導く力があるといわれています。
クリソコラは内面の強さを促す石でストレスの多いときや仕事上での忍耐力などをサポートする役目を持ち、活力を促します。
また、ネガティブで感情的なときににもそれを解き放ち、自分自身や他人を理解しようとする力を促します。
環境や家などの浄化にも役立ち、ネガティブなものを取り除き、安定したエネルギーを伝導するといわれています。
人生において物質的なものを超越した本来もっと大切にすべきものを見極める助けをする石ともいわれています。
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