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クンツァイト
Kunzite

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◆硬度:6.5〜7

◆主な原産地: 国旗:外務省アメリカ 国旗:外務省ブラジル 国旗:外務省マダガスカル 国旗:外務省ミャンマー

◆由来
 20世紀の初頭アメリカの有名な宝石の権威者であるクンツ博士がカリフォルニア州の鉱山で発見したところから、後にクンツァイトと命名されたそうです。

◆特徴
 ラべンダー色がかったピンク色でスポデューミン(リシア輝石)と呼ばれる鉱物の一変種で中には太陽光線に晒すと退色するものもあります。
 主成分はリチウム・アルミニウム珪酸塩で単斜晶系に属し、扁平な柱状結晶で産出されます。硬度は7と高いですが、もろくてひびの入りやすい性質があります。このためファセットカットは難しく、結晶が薄い板状である為に色合い良くカットするのは大変な作業となることから、一般には色を濃くする為、厚くカットしているそうです。

◆歴史
 スポデューミンは、ギリシア語の「焼いて灰になる」という語に由来しており、宝石として用をなさないような品質の低い結晶を指す語とされていたこの石の用途は、リチウム金属あるいはその化合物の原料とされていました。
 クンツァイト発見以前にも宝石用としてのスポデューミンは19世紀終盤にブラジルで発見されています。この時発見された透明な黄色のスポデューミンは、クリソべリルとされていたそうです。
 以後ノースカロライナ州では、緑及び黄緑っぽい色合いの結晶が発見されますがやはりスポデューミンとは解明されず、ダイオプサイト(透輝石)とされていたそうです。
 宝石用に使用できるスポデューミンが、クンツ博士により発見されたのが、それから20数年後の20世紀に入ってからという歴史を辿ります。
 この後も同じカリフオルニア州の他の鉱山からも多量に発見され、それ以後カリフォルニアはクンツァイトの重要な産地となっています。
 一方、ブラジルでも宝石質のスポデューミンが大量に発見されていますが、ある鉱山のものは淡黄色または淡緑色の石がほとんどでクンツァイトは少ないそうです。同じブラジルの他の鉱山では明るい緑のものや青のスポデューミンが産出されており、ライラック色と緑色の二色を合わせ持つ珍しい石が産出される鉱山もあるようです。
 アメリカ以外ではマダガスカルでクンツァィト及び緑黄のスポデューミンが産出されており、ビルマも産地の一つとなっています。
 こうして宝石と称されるクンツァイトの存在が明らかとなり、エメラルドグリーンのもの(ヒデナイト)や黄色、黄緑色などの結晶も発見され、一躍スポデューミンは、宝石学上重要な石となりました。

◆パワーストーンの世界
 クンツァイトはやさしさと愛情深いコミュニケーションを助長させ自分を表現する事が苦手な人に最適といわれています。無限の愛、自然の恵み、純化された存在を表す石とされ、浄化力を持ち、肉体と精神、感情のバランスを安定させると伝えられています。

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